「親を施設に預けるなんて、私は冷たいのだろうか…」
「できるだけ自宅で見たいけど、正直もう限界…」
介護の現場では、こうした“罪悪感”を抱えているご家族と向き合うことが少なくありません。
私たち「まおる」も、デイサービスや訪問介護を提供するなかで、 「預けたことで家族関係が悪くなってしまうのでは」と不安を感じる声を何度も耳にしてきました。
この記事では、親を施設に預けるという選択と向き合うときの心の整理方法や、その背景にある社会の変化について、できる限り偏りなくお伝えしたいと思います。
その罪悪感、どこから来るのでしょう?
まず、あなたが感じている罪悪感がどこから生まれているのか、
少し立ち止まって考えてみませんか?
① 「親の面倒は家族が見るもの」という価値観
昭和の時代まで、三世代同居が一般的でした。
親の介護は“家族の責任”とされ、それが当たり前という空気が社会にありました。
ですが、今はどうでしょう?
核家族化が進み、共働きやひとり親家庭も増え、介護と仕事、育児を同時に抱える「ダブルケア」「トリプルケア」という言葉まで生まれています。
社会の構造が大きく変わっているのに、介護だけは昔の常識に縛られがちなのです。
でも、その「当たり前」が、今のあなたの生活と合っていないのなら、無理をしすぎてしまう前に、他の選択肢を考えることも必要です。
“施設に預ける=見捨てる”ではありません
親を施設に預けることが「親不孝」や「見捨てる行為」だと感じてしまう方も多いです。
けれども、施設を利用することは「より良い生活の形を選ぶ」ことなのです。
「まおる」では、デイサービスでの過ごし方を大切にしています。
一人ひとりが楽しめる時間を提供するために、ダイバージョナルセラピーを導入しています。
これは、
✅「本人が興味を持つこと」
✅「人生の楽しみや目標」
✅「日常に小さな幸せを感じる」
――こういった心の豊かさを大切にするアプローチです。
そして私たちは、ご本人だけでなくご家族にも安心を届けたいと思っています。
「預けたことで、家族の時間がもっと穏やかになった」
「介護ではなく、心からの会話ができるようになった」
そんな変化を感じる方も実際にいらっしゃいます。
心と体の限界ラインを知ること
介護に正解はありません。
でも、「頑張りすぎた結果、どちらもつらくなってしまった」というケースは少なくありません。
ケアする側も「ケアされる存在」になっていい
介護を担うご家族は、気づかぬうちに自分の心と体をすり減らしていることがあります。
「まおる」でも、デイサービスや訪問介護を利用することで、
ご家族がほんの少し「ほっ」とできる時間を持てたことで、
介護が前よりも穏やかになったという声をよく聞きます。
介護をしている方も、ケアされていいんです。
罪悪感ではなく、「今できる最善の方法を選んでいる」と捉えてください。
まとめ|“支え合いの形”は一つじゃない
親を施設に預ける決断は、誰にとっても簡単ではありません。
でも、それは「冷たい選択」ではなく、「共によりよく生きるための選択」です。
熊本県菊池郡菊陽町で、私たち「まおる」は、
デイサービスや訪問介護を通して、
ご本人の楽しい生活とご家族の安心の両立を目指しています。
ダイバージョナルセラピーを通じて、
ご利用者さまが「今日も楽しかった」と思えるように、
私たちは日々工夫とまごころを込めて支援を続けています。
あなたが今、抱えている思いに、少しでも寄り添えたら嬉しいです。
「預けること=悪いこと」ではありません。
あなたも、ご家族も、もっと笑顔になれる時間を大切にしませんか?
お気軽に、まおるまでご相談ください。
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